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drow ペーパークラフト「凧
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資料1 ●資料を集める
ネットで昭和の代表的な自転車をさがしました。幸いある自転車メーカーのサイトに都合の良い画角の写真をみつけることができました。
図面に書き起こす準備として基線を引きます。

drow1 ●図面を描く
写真を図面に起こします。側面は写真のままでいいとして、正面と上面図はだいたいです。スケールは人形のサイズしだいですので図面に数値はいれません。後にこの図面を縮小コピーで調整し、原寸図面を作ります。今回は全長が65ミリ、ホイール径は24ミリになにりました。
サイズと色が決定したらさっそく制作にかかります。

p1 ●タイヤを作る.1 
まず一番難しそうなタイヤを作ります。このタイヤがうまくできないと作品自体ボツになるので、無駄を省くためにも最初に作ってみます。
オルファのサークルカッターでタイヤの輪を5枚切り出します。全て貼り合わせるとなんとなく丸くみえるように内と外のサイズを調整。抜いた円盤は全て取っておきます。
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p2 ●タイヤを作る.2
木板に垂直に立てた0.5ミリの金属線に.1で抜いた円盤の針穴を通しておき、それをガイドに5枚の輪を順に貼りあわせます。 ill2

p3 ●車輪のハブを作る.1 
0.5ミリのステンレス線に3ミリ幅の剥いで薄くした紙を巻きつけ任意の太さまで達したところでカット固定し、完全にのりが乾いたら線を引き抜きます。 ill3

p4 ●車輪のハブを作る.2 
直径2.5ミリのポンチで円盤を抜き取り、目測で中心に0.5ミリ程の穴を開けます。 ill4

p5 ●車輪のハブを作る.3 
木板に垂直に立てた0.5ミリのステンレス線にハブと車軸を差込みそのまま接着します。完成。 ill5

p6 ●車輪のリムを作る.1 
タイヤの内側面の円周÷18(スポークの本数)の値を、うすく剥いだ紙の一直線上に針先で穴を開けて印をつけ、そこを中心とした幅2.5ミリ程の帯を切り出します。 ill6

p7 ●車輪のリムを作る.2 
タイヤの内側面にリムを水でうすめた糊を面相筆で塗りながら、すこしずつ貼り付けていきます。 p7-1

p8 ●車輪のスポークを作る.1 
スポークをペーパーカッターで切り出します。100本程切り出し、幅0.3ミリに近いものを選び出します。 p8-1

p10 ●車輪のスポークを作る.2 
スポークを貼りこむ前に、ハブがタイヤの中心になるようにタイヤを固定する枠をつくります。木板上にアクリル板で細工しました。 ill7

p11 ●車輪のスポークを作る.3 
ハブとタイヤの位置関係を整え、スポークを貼り込みます。長さは図面から求めますが、実際は現物合わせです。スポークの構造は実物の自転車を見て確かめておきました。 ill8

p12 ●車輪完成 
ハブはスポークのみで支えられています。すぐに破綻しそうですが、車体の重さ程度ではびくともしません。紙とはいえ、しっかり作りこむとで強度も高くなるようです。 ill9

p13 ●フレームパイプを作る.1
車輪の軸受けと同じく0.5ミリの金属線に剥いでうすくした色紙を巻き取り各パイプを作ります。 ill10

p14 ●フレームパイプを作る.2 
図面と照らし合わせ、各パイプの太さを調整します。ハンドルなどのメッキされたパイプがグレーです ill11

p15 ●フレームの組み立て.1 
1ミリのプラ板を細工してフレームを留め置く支持板を作り木板上に立て接着します。また同時にペダル軸、車輪車軸の各位置に金属線を立てました。今後はこの支持板にパイプにはめこみながらフレームを組み立てていきます。 ill12

p16 ●フレームの組み立て.2 
各パイプを支持しておくことで作業もしやすく、たやすくパーツの位置関係、形が崩れることがありません。各パイプの長さは現物合わせでカットしてしっかり接着します。 ill13

p17 ●前輪の曲がりスポークを作る.1 
前輪の曲がりパイプは先細りのパイプを分割して貼りあわせれば出来ますが、強度と見た目を考え、紙を4枚重ねて厚みを出すことにし、3枚目に0.3ミリの銅線を埋め込みました。。 ill14

p18 ●前輪の曲がりスポークを作る.2
銅線の接着後、任意の形状にカットし4枚目を貼りこんでフタをします。その後、角をナイフでそぎ落としてなんとなく丸く見えるように整形します。先端にシャフトを通す0.5ミリの穴を空けます。
2本の曲がりスポークを、車輪ハブを挟み込める幅を持ったハンドルに直結するハブに接着してまとめます。
p18-1

p19 ●ギヤカバーを作る
図面のギアカバーよりひとまわり小さい1ミリ厚のボール紙を切り出します。色紙を両側から挟みこんで接着します。
糊を乾かし反りを取った後、ボール紙からはみ出した色紙の部分をガラス棒でつぶしてふさぎます。
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p20 ●後輪周辺の金具を作る.1
細かな部品は図面をコピーした用紙を色紙にかぶせそのまま一緒に切り抜きます。用紙をスプレー糊で紙に固定してもいいでしょう。 p20-1

p21 ●後輪周辺の金具を作る.2
糊は針先等の先端に乗せてつけます。
細かな部品を付けるとだだんそれっぽく見えてきます。
p21-1

p22 ●フェンダーを作る.1
フェンダーのパーツを用意。側面を切り出す際のコンパス径は図面から導き出します。 ill16

p23 ●フェンダーを作る.2
フェンダーと同径の円盤にフェンダー上面部を仮止めし、側面を貼り込む。側面は先に金属棒なのでしごいて形をつけておくと貼りやすい。のりしろは特に設けず紙の小口同士を接着します。 p23-1

p24 ●フェンダーを作る.3
タイヤ幅の紙帯を切り出し、タイヤにフェンダーの高さまで積み上げます。そこにフェンダーを接着します。 p24-1

p25 ●治具からはずす
ここまでは比較的スムーズに作業が進みましたが、今後ハンドルなどのパーツを作るのは小さいだけに大変そうです。 ill17

p26 ●自転車を立たせる
今度は立てた状態で作業できるように写真のスタンドを作りました。アクリル板を加工し、両側からタイヤとフレームを挟みこむ形にしました。 p26-1

p27 ●荷台を作る
それらしく格子を組み、フェンダーに固定する板金具を付けます。フェンダーに接着し、支持棒を付けます。ついでにフェンダーの支えも付けておきます。 p27-1p27-2

p28 ●スタンドを作る
図面にあてがいながら形を作ります。先に付けてあったスタンド支持金具に取り付けます。金具とスタンドをスプリングでつなぎました。それらしく見えます。 p28-1

p29 ●サドルを作る.1
サドルは複雑な形状をしていますが、一枚の紙を立体にしてしまいます。図面に書いたサドルの周りに側面となる部分を書き足してカットします。側面になる部分には適当に切り込みを入れます。 ill18

p30 ●サドルを作る.2
ピンセットで側面を折りこみます。紙の腰を折るように、少しずつ曲げていくとなんとなく丸みが出てきます。この時点では子供を乗せるつもりでしたので、またがることを考慮して少し幅を狭めました。 p30-1

p31 ●サドルを作る.3
裏返しにしてバネのリングとシャフトを付けました。 p31-1

p32 ●ハンドルを作る.1
ハンドルはパイプを数分割して形にします。図面に曲がり角の中間になるライン(図赤点)を求め、図面にあてがったパイプをラインどおりカットします。ナイフは薄いカミソリの刃が適しています。 p32-1

p33 ●ハンドルを作る.2
切り分けて片側を接着しました。
ハンドルを取り付けるための金具を真ん中に付けます。
p33-1

p34 ●ハンドルを作る.3
車体と同色のグリップを巻き、ブレーキレバーをつけました。この辺りは図面でもなく、現物合わせでコツコツと作ります。
前輪のブレーキを作りました。幅が5ミリ程度なので、切り抜く際はより切れ味の良い刃物を使います。
p34-1

p35 ●ハンドルを作る.4
ハンドルにつながるパイプとブレーキのクランクシャフトを添わせる金具を付けます。
車体に取り付けました。ブレーキがなかなかきまってます。後輪のブレーキは省きました。
p35-1

ill19 ●ペダルを作る
ペダル制作時の記録がありませんでしたので部品の構成のみ図で示します。あとはテールランプ、鍵などを作って完成です。 ill20

終了

p36 ●おわりに
これでこのコーナーは終わりです。お付き合いありがとうございました。 ill21

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